「今年もあっという間だった」
この時期よく耳にする言葉です。
時間の感じ方についてよく言われるのは「速い」と「長い」ではないでしょうか。
授業時間が長く感じたり、友人との時間があっという間だったり。
確かに私もそういう経験があります。
しかし、私の場合「近い」か「遠い」の感覚で判断することが多いのです。
最近日帰りで遠出をしました。
高速道路で2時間以上かかるような場所です。
帰ってきてから、出先での出来事が遠い昔のことに感じられたのです。たった4、5時間前のことなのに、です。
就活のとき、日帰りで東京と仙台を1日で訪問したこともありました。
そのときも、各地域での出来事が遠い昔のように感じられました。
飛行機で1時間半のサハリンから戻ってきたときもです。
そう考えると、時間感覚と距離感覚って関係あるんじゃないかなって思いました。
しかし、それだけではありませんでした。
例えば大きな仕事が終わったとき。例えば演奏会本番が終わったとき。
働いていた日々や練習していた日々が、たとえ昨日のことだとしても、遠い昔のことに感じるのです。
と言うことは、時間感覚は感情に大きく影響されているのかもしれませんね。