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愛おしき日常

2018年

初めて夜がこわいと思った

この前、ひとり旅をしたときのこと。
夕暮れ時、
ふっと、心細いような、こわいような、不安なような、ほのかにぞっとするような…そんな感覚に襲われた。
夜が近づくにつれてその気持ちは強くなっていった。
お店などの明るいところにいてもどことなく暗さや寂しさを感じる。
都市部にいるにもかかわらず。
こわい。この場から逃れたい。
「はやくホテルに帰ろう…」
夜に出歩くのはあまり抵抗がないが、このときはなるべく外にいたくないと思った。

地元でも、他のひとり旅でも、味わったことのない感覚だった。
旅行先の治安が悪い訳でもない。
地震のとき、朝が来るのが待ち遠しかった。
太陽のありがたみを知った。
でも、多分それとも違う。
どうして?どうしてあんな気持ちになったんだろう?
日中は感じなかった不安な気持ちや寂しげな感じは何だったんだろう。

答えはまだ出ないが、
また訪れるときは誰かと一緒に行こうと思う。




季節観

好きな季節を聞かれることがある。
昔は「スキーができる冬!」とか、「誕生日がある秋!」とか答えていたが、
最近はどの季節も好きだ。
なぜなら、どの季節も楽しみがあるから。

冬⛄️
寒くて日が短くて朝起きるのがつらいなぁ。
自転車に乗れないから朝は早く出ないといけないし、道もツルツルで歩きにくい。
車の運転も気をつけないと。
乾燥しやすいのもいやだ。
でも、あのブーツを履けるのは楽しみだなぁ。帽子もストールもコートも。
雪かきや歩き移動はいい運動になる。
お布団やお風呂が気持ちいい時期だし、キリッと冷えた空気も悪くない。
なんたって、虫に悩まされないのが最高笑

春🌸
やったー自転車解禁!!行動範囲が広がった!
あったかくなってきて、過ごしやすい。
だんだん花が咲いて、桜の時期は特に綺麗。
風が強かったり滑り止めの砂が残っていたりで砂埃が一番舞う時期だよなぁ。コンタクトだから目が痛い…口の中もじゃりじゃり言ってる…
雨か雪かはっきりしてほしいなぁ。靴やコートに困っちゃう…
傘やレインブーツの出番だ。(冬は基本使わない)

夏🌻
暑い…湿度高い…(まだマシな地域だけど)
髪乾かしていると汗が出てくる…
虫の時期だ、蛾とかが入らないようにしないとな。
虫刺されも大敵(めちゃくちゃ腫れて、ひどいときは治るのに一週間かかる)。
日が長くなるとテンションが上がる。
家の窓を開けていたら、草の音や虫の声が聞こえてきて癒される。
冷房の効いた建物から外に出た瞬間のあの感じが好き。
一番多く持っている服は夏服だから、ファッションには困らない!(どれを着ようか迷っちゃう)
サンダルも楽しめるのは今だけ!

秋🎑
寒くなる時期だなぁ。
日が短くなるせいか、ちょっぴり寂しい気持ちにもなる。
でも、夏よりは過ごしやすい。
紅葉が綺麗で通勤中も楽しめる。
空は高いし空気はおいしい。
それに、誕生日がある。

※秋のコメントが少ないのは、今シーズンの秋をあまり味わえなかったためだと思われます。(台風やら地震やらで気づいたら終わっていました…)

あなたは季節をどう味わっていますか?




地震から1週間が経った

ちょっと落ち着いたので、地震のことを振り返ってみる。
雑ながら、気づいたこと、体感したことを書いていく。

①地震の期間、ほとんど写真を撮っていない。
停電していたのもあるが、本当に感情を揺さぶられると、余裕がなくなると、
写真なんか撮れなくなることがわかった。
地震前日、自分も周りもなんだかピリピリしていたこと
地震の一瞬前に目が覚めたこと
目の前に広がる真っ暗なまち
信号が付いてない道路
スーパーで働く方々を見て涙しそうになったこと
並んでいたスーパーで電気が復旧して大きな拍手が起こったこと
母があり合わせのもので作ってくれた鳥汁を食べたときにホッとしたこと
見慣れた街中の停電した姿、特に酷い地域の土砂崩れした姿
移動手段が無く、余震も怖く、何もできない自分の無力さ
1〜2日間でこれだけのことがあれば、そうなるか。

②生命の安全が守られた上で、色々な希望や夢を抱ける。
地震当日、緊迫感はあるのに何もすることがない時間が多々あった。
時間があったら部屋の整理をしたい、眠りたいと思っていたが、余震が心配でできなかった。
生命が脅かされると、生き延びることに必死になる。
怯えて、気持ちにゆとりがなくなる。
そんな中で「理想の生き方は?」という質問はナンセンスな気がした。

③1人よりは複数でいた方が心強い。
今回は幸い自宅で、両親もいたが、
もしこれが旅先だったら、
誰もいないところだったら、
心細い。
暗い気持ちになるだけで、生き延びるものも生き延びられなくなるんじゃないか。
もし仮に知り合いがいなかったとしても、その場に居合わせた人々と力を合わせて生き延びたい。
知り合いからの情報で助けになった話も聞いた。
精神面と情報面で、人との繋がりは命綱だ。

④本当に大切なものは…?
食料・水の備蓄は一週間分必要と言われている。
備蓄は必要だが、
もし建物もろともダメになったら、
外出先で被災したら、
備蓄は無力になる。
なので、本当に必要なものを、時と場合に応じて判断して持ち運べるようにする必要がある。
また、電気がないときに、「もし〇〇がなかったら…」を想像していた。
この想像を重ねれば、本当に必要なものがより洗練されるはず。

⑤余震に怯えているこの状態…戦争に似ている?
鳴り響く緊急地震速報。
度々おこる余震。
私なんか揺れが小さくてもビクビクしている。
戦争中も空襲に怯えて生活していたんだろうと考えると、
今も同じようなものじゃないか。
もちろん、日本にいる限り、自然災害と隣り合わせで生きねばならないが。

年内にこんな大きな地震が日本で2回も起こっている。
台風やら大雨やら頻発している。
平成の最後は、落ち着きがない。




空港の手荷物検査場にて

Uターンらしき若い子連れ夫婦がいた。
赤ちゃんは、おじいちゃんとおばあちゃんとの別れるのが寂しそう。
旦那さんは「お世話になりました。ありがとうございます」
奥さんは「じゃあ、行ってくるね」
ご両親はあたたかく3人を見送っていた。

ちょっと視線を変えると、息子を見送る母親も。
お母さんがちょっと大きめの声で、行ってらっしゃい、と言った。
青年はちょっとはずかしそうにしながらも手を振り返していた。

この時期の空港ならではの光景だなぁと思いながら眺めていた。
家族・親戚の繋がりを見て、心あたたまった瞬間だった。




この時期の楽しみ

窓を開ける時期の楽しみがあります。
この時期だと、夜でも鳥のさえずりが聞こえます。
明るいときに聞くさえずりとは違って、密かに囁いているかのように、神秘的に聞こえます。
ちなみに、もうしばらくすると虫の鳴き声が聞こえてくるようになります。
さえずりや鳴き声を聞いていると、
癒されたり、贅沢な気持ちになったり、感傷的になったり、自然と一体になったかのような感覚になったり…

何かを感じたり感情を抱いたりすることが人間として生きることなのではないかと思っています。
そんな環境にいられる幸せを噛みしめて過ごそうと思います。




癒されるもの 癒されるとき

・湯船に浸かっているとき
・お風呂上がりにソファーでぼんやりしているとき
・くたくたになってお布団に入るとき
・お布団の中でぬくぬくしているとき
・二度寝をするとき
(あったかいは幸せなんだと思う)
・夜、虫の音を聴いているとき
・目を酷使した後、瞼を閉じているとき
・化粧水をつけるとき
・もこもこグッズ(ぬいぐるみ、ブランケット等)を触っているとき
・犬や猫、小動物を見たり触ったりするとき
・コウペンちゃん(マイブーム)
・ふふふ(*´꒳`*)な話を聞いたとき

…書いていたらだんだん頰が緩んできた笑
自分が快の感情や気分になるものを知っておけば回復できる気がする。
しんどいときやくたびれたときはこれを読んだり実践したりしようと思う。




最近は専ら虚無感との戦い

心にブラックホールがあるかのような虚無感が続いている
きっとこれは一生付き合っていかなくてはならないんだと思う
たとえ欲しいものが手に入ったとしても、一緒にいたい人といられることになっても、このブラックホールは消えはしない
そんなとき、仕事は本当にいい気晴らしだ
仕事に没頭していたら忘れられるから

幸せなことがあって、その気分で寝たらもっと幸せな夢を見た
目が覚めて一気に虚しい気分になった
虚しさに浸りながらなんとなく考え事をして布団で横になっていたら眠くなり、より鬱っぽくなった
虚無感と向き合うってこういうことなのか

私にとってあの人は劇薬
怒りも悲しみも喜びも憤りも幸せもあたたかさももたらしてくれる
色んな人がいるけど、やっぱりこの人しかいないと思ってしまう
なんてったってオンリーワンだから




朝に駆ける

電車が間に合わなくなりかけて、駅までちょっと走った
重いカバンを持っていたにも関わらず身体は軽やかで
走った後、心があたたかく穏やかになって
感動してしまった
身体を動かしたかったんだなぁ

まずは動くことから、そう教えられたような気もした